HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の積極的勧奨の再開が決定されました。HPVワクチンは小学校6年生から高校1年生の女子を対象に福岡市が指定する実施医療機関では無料で行える定期予防接種です。当院では常にガーダシル4価ワクチンを1本はストックしています。念のためお問い合わせの後にお越しください。
当院でのワクチンの種類
現在は無料定期接種で使用されているHPVワクチンは「16、18」の2価のワクチンと「16、18、6、11」の4価のワクチンです。当院ではより広い範囲をカバーしている4価ワクチンである「ガーダシル4価ワクチン」のみご準備していますのでご安心ください。もちろん、料金は変わらず、2価でも4価でも無料です。
接種スケジュール
1回目接種→2回目接種(2ヶ月後)→3回目接種(6ヶ月後)
・途中で接種するワクチンの種類の変更は出来ません。
・高校1年生の間に3回目接種までを打ち終わる必要がありますのでご注意ください。
無料接種の再チャンス(キャッチアップ接種)
8年以上の間積極的接種勧奨されてきませんでした。そのため、無料接種のチャンスを逃してきた女性に対し、無料接種の再チャンス(キャッチアップ接種)を検討されているようです。まだ詳細は決まっていませんのでもう少しお待ちください。
シルガード9価(自費)もあります。
当院ではHPVワクチン(シルガード9価)もご準備しています(30,000円+消費税)。
無料定期接種のガーダシル4価ワクチンは、「16、18、6、11」の4価のHPVウイルスをカバーしています。子宮頚癌の60~70%程度と尖圭コンジローマが予防出来るとされています。
9価のワクチンは「16、18、6、11」に加えて、「31、33、45、52、58」についてもブロック出来るため、子宮頸がんの90%程度が予防できると考えられています。
9価のワクチンは2価もしくは4価を打ち終えた後に接種することも可能ですが、途中で種類を変更することは勧められていません。